uhh...yeah, so what?

低賃金で1年頑張ってみようと試み中

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これでもぺたり。
あ、ビタミンの小話は、あと2つあります。
それで終わり・・・だと思うよ?←

以下、小話。
ちぃちゃんとハジメ、Xの生徒ヒロイン

お年頃な男の子と接するのは、こうも難しいことだったろうか?

 「最近、やけに不機嫌だけど、どうしたの?」

こっちがアホサイユにまで赴いて話しかけても、彼はうんともすんとも言わない。
一が一緒に来てくれたけど、効果は見られなかった。

 「もし俺らが原因だっていうなら、それをちゃんと言ってくれなきゃ分からねえぞ?」
 「そうだよ、言ってくれなきゃ分からないんだから」

 「「どうした(の/んだ)よ、チワワ」」

 「それだと言っても伝わらないんだろう、お前らには!」

突然、チワワが声をあげる。
何に怒っているのか分からないから、聞いているというのに。
もう一度、宥めながら聞いてみる。

 「一は忘れっぽいから仕方ないけど、私ならまだ話を聞けるよ?」

 「おい、俺は無理だって言うなよ……確かに、記憶力は良くねえけどよ」

すると、チワワは嫌々ながらも口を開いてくれた。

 「おまえなら分かっているだろうが、俺の名前を言ってみろ」
 「おーい、お前は俺を無視するのか」
 「千聖でしょ。それがどうしたの、チワワ?」
 「お前らな……俺を無視して話を進めるなよ……はぁ。いいぜ、待ってるから。なぁ、ココット?」
 「呼ぶなら、犬の名前じゃなくて、俺の名前を呼べ」

このあだ名、可愛いから気に入ってるんだけどな。
最近じゃチワワって呼んでも怒らなかったから、すっかり了承してくれたものだと思ってた。
でもお年頃な少年に可愛らしいあだ名は駄目のようだ。

 「それじゃ、せめて『ちぃちゃん』って呼ばせて?」
 「ダメだ。千聖と呼べ」
 「私も、ちぃちゃんって呼びたいだけなのに……」

正直に思ったことを言うと、ちぃちゃんは考え込んでるかのように見えた。
だけど、それも一瞬のこと。

 「今はもうダメだ。いいか、これからは俺の名前で呼べ」
 「だったら、『フワフワ』!」
 「それもダメだ。おまえには普通に名前を呼んでもらいたい」

つまり、彼は呼び名のことでずっと不機嫌だったらしい。
それならそうと、はっきり言えばいいのに。

 「はーい、これからは千聖って呼ぶよ……それで、何ですぐに言わなかったの?」

その答えは、一とクマ達が騒ぎ出して聞け出せなかった。
2009.07.23 15:30 | 更新履歴 |
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