uhh...yeah, so what?

低賃金で1年頑張ってみようと試み中

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元気のあるうちに、ぺたりと。

以下、小話
蘭丸イジメ、X生徒ヒロイン
職員室に入ると、真奈美は数人の職員を見つけた。
そのうちの一人は、真奈美とも年が近く、B6の友人である特別講師だ。
彼女に手作りのカップケーキを渡すと、嬉しそうに受け取ってくれた。

 「私もいつものお礼にと思って、クッキーを焼いてきたんだ。良かったら、食べて?」
 「うわぁ、美味しそう!ありがとう、あとで食べさせてもらうね」

そんな会話を二人がしていると、ちょうど蘭丸が入ってきた。
彼女達は、互いに作ってきたお菓子を差し出す。
しかし、蘭丸は相変わらず照れて受け取ろうとはしなかった。

 「私のはともかく、真奈美のは受け取ってあげなよ、ランマール」
 「べ、別にいいだろ、俺がどうしようが!てか、その呼び方は止めろ!」
 「甘い物が嫌いなわけじゃないんでしょ?ほら、あーん」

彼女が蘭丸にクッキーを食べさせようとする。
そのことに戸惑い、蘭丸は顔を真っ赤にして食べるべきかどうかを悩んでいた。

 「美味しそうじゃん。いただきまーす」
 「あ……あーー!!!」

意を決して口を開こうかとした瞬間、職員室に来た那智がそのクッキーを食べてしまう。

 「なに勝手に俺のクッキーを食ってるんだYO!」
 「こんなに美味しいクッキー、いらないみたいだったから代わりに食べただけだけど?」
 「いらないなんて一言も言ってねーだろ!」
 「加賀美先生、さっきいらないって言ったと思うんですけど……」
 「お、お前は黙ってろ!くそっ……俺のクッキー……」

真奈美の指摘に逆ギレするも、彼は弱々しく席についた。

 「ほら、ランマール。まだあるから、あーんして」

優しい笑みと共に差し出されたクッキーが、蘭丸には輝いて見えた。
このチャンスを逃せば、もう彼は彼女からお菓子をもらえなくなるだろう。
照れる気持ちをなんとか押さえ込んで、蘭丸はゆっくりと口を開いた。

 「あーん……うん、せんせいのクッキーも美味しいね」
 「て、だから、何でお前は俺の邪魔するんだ!」

またも那智に邪魔された蘭丸は、彼を追い掛け回す。
そんな様子を見ながら、真奈美はお茶を啜った。
2009.08.17 10:20 | 更新履歴 |
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